【作業実績】プリウス鍵のトラブル対応
2023.09.26 トヨタ
車やバイクなどの車両にはイモビライザー「盗難防止装置」が搭載されているケースがあります。これは新しい車だから必ずついているというわけでもなく、古い車でもついていたり、同じ車種でもグレードや型式・オプションによって搭載の有無が変動したりします。今回紹介するトヨタ「プリウス」は、搭載のケースと非搭載のケースがありますので、情報が「プリウス」というだけでは、見積もりや作業内容が変わってまいりますのでご注意ください。
プリウスのイモビライザー搭載の有無は分かりやすい
1997年(平成9年)~2003年(平成15年)までに発売された初代プリウス「型式NHW10/11」のみイモビライザーが非搭載ですが、以後発売のプリウスは全車イモビライザー(盗難防止装置)が標準搭載されております。
初代プリウス
エンジンを始動する際に、カギをイグニッションに挿し込んで掛けるタイプです。初代プリウスのみこの形式を取っており、2代目プリウス以降は、スマートキー(箱型)タイプで、プッシュスタートボタンを押せばエンジンが掛かる方式に変更となっております。
20系プリウスはスマートキーの過渡期
20系プリウスは、スマートキーが主流になりつつある中の丁度過渡期に該当します。そのため、現在のようにプッシュスタートを押せばエンジンが掛かるわけではなく、専用の差し込み口にカギを差し込まないとエンジンを掛けることが出来ませんでした。後期型から現在のように持っているだけでボタンを押せるように変化していきますが、いずれにせよイモビライザーは標準で搭載されております。
20系プリウスの場合の注意点
先程の説明のように、過渡期なので2種類のスマートキーが存在します。どちらのタイプをご利用しているかにより、鍵の紛失やスペアキーのご依頼時に見積もりや作業内容が変わってまいりますのでご注意ください。手元に鍵があるときには、カギのトヨタのエンブレムに注目してみてください。鍵と同色の場合は、差し込む必要がある前期型で、トヨタマークだけがシルバーのメッキになっているのが、後期型の持っているだけでエンジンが掛けれるタイプです。
カギの紛失で、手元にカギが用意できない事もあると思います。その場合は、運転席ドアノブに注目してみてください。鍵穴の隣にリクエストスイッチ「黒い四角のボタン」がついているかどうかで判断が出来ます。ボタンがない場合は前期型で、ボタンが有るときは、後期型です。
◆作業実績をご紹介
ZVW20 カギの紛失・作成
20系プリウスです。エンブレムがシルバーのメッキになっており、ドアにリクエストスイッチがあるので後期型です。スマートキー作製のご依頼です。現地にて即日作業完了いたしました。
2011年(平成23年) ZVW30 カギの紛失・作成
2009年5月(平成21年5月)~2015年12月(平成27年12月)に発売の30系プリウスです。カギを紛失され、スマートキー作製のご依頼です。現地にて即日作業完了いたしました。
2012年(平成24年) ZVW41 カギの紛失・作成
プリウスαのスマートキー紛失案件です。ディーラーさんにお問い合わせ後にレッカーで搬送、納期、料金の違いでご依頼頂きました。お待たせする事なく作業完了。メーター内に READY のマークが点灯!エンジン始動です
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