【作業実績】フィット鍵のトラブル対応
2023.09.22 ホンダ
車やバイクなどの車両にはイモビライザー「盗難防止装置」が搭載されているケースがあります。これは新しい車だから必ずついているというわけでもなく、古い車でもついていたり、同じ車種でもグレードや型式・オプションによって搭載の有無が変動したりします。今回紹介するホンダ「フィット」は、搭載のケースと非搭載のケースがありますので、情報が「フィット」というだけでは、見積もりや作業内容が変わってまいりますのでご注意ください。
ホンダ車限定:イモビの簡単な見分け方
ホンダ車の純正キー限定ですが、カギの金属部分(ブレード)の根元に刻まれた刻印を見る事で、イモビライザー搭載の有無を見極めることが出来ます。イモビライザー装備車には、「R」「V」「H」「S」「F」「L」のいずれかの刻印があります。「N」はイモビライザー非装備車です。アルファベット一文字でなく、数字が続く場合も非搭載です。
2002年(平成14年) GD1 紛失からの作製
ホンダやスバル車は、2000年辺りからWAVEキーと呼ばれる立体的に彫り込みのあるカギに変わってきていますが、機械で作業するので純正キーのような仕上がりで即完了出来ます。
2006年(平成18年) GD1 スペアキー作成
エンジンを掛けるときには、カギを挿し込んで回すキータイプですが、イモビライザー搭載車です。現地にてスペアキーを作製いたしました。
2012年(平成24年) GP2 スマートキー追加
現在スマートキーを一つお持ちでしたが、ご家族で車を使うのでもう一つカギが欲しいとのご相談です。プッシュスタート方式ではなく、ツマミを回してエンジンを掛けるタイプなので、価格面重視で箱型のスマートキーにこだわらなけば、つまみ部分に挿し込んで回すイモビライザーチップ入りのキータイプでカギを作ることも出来ます。今回は見た目も同じタイプのスペアキーをご希望でしたので、そちらで登録を行いました。
イモビライザーの目印
カギの紛失時にイモビライザー搭載の確認をするには、先程説明した刻印の確認が出来ません。その場合は、車体に表示してあるステッカーやメーターランプのところに表示してあるマークで判断することが出来ます。
車の鍵トラブルならクラシトキー(Qracitokey)